真空メロウの

流行歌(という曲)がすげえいいこりゃアルバム買わなきゃと SEA UNDERSTAND を買って爆聴してたら解散してたというショック!

が、個人的にさっき発生しました。

たいして興味もないのに
あの映画も本も全部
つめこんで
何がしたいんだろう

正直よくわからないんだ
次から次
次の次で
目がまわる
きっと終わってる


毎日毎日漫画雑誌を買って読み捨ててる32歳がドキリとした曲でございます。
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みんなフィルムでも写真撮ろうぜ

京セラがCONTAX事業から撤退しNikonが縮小しコニカミノルタが撤退しブロニカの中判事業も終了し、フィルムカメラは市場からもデジタルに取って代わられた。これはもう観測的には事実だろう。キヤノンさんはまだ発表してないけど今後市場を独占だぜ! と見るか、やっぱ縮小しよーと思うか。

時代の変化なのは認めます。特にフィルムカメラ業界にもうそんなに$も落としていない一消費者として、変化を受け入れなければいけないことも意識しています。でも、ファインダーで対象を狙い、画角を決め、露出に応じて絞りとシャッター速度を選び、シャッターを押すことでミラーが跳ね上がり、シャッター幕が開き、絞りを経由して装填されたフィルムに像が入り込むことで、フィルム表面でRGBの感光色素のおのおのの層に吹き付けられた臭化銀が還元されることで銀となり、補色が生成され、シャッターが閉じ、フィルムを巻き上げて完了する一連の撮影プロセス。そしてフィルムを現像に出すまで出来がわからず、数時間~数日待ってやっと見る時の緊張感。これが撮影という儀式だろうと思うのですよ。それがAEでテキトーに、もしくは固定的に決められた露出で、荷電結合素子(CCD)に光が入り込み、個々のフォトダイオードから光電効果で電荷が取り出され、その電荷を増幅して数値化した後にメモリに保存し、このあと数瞬でノイズを除去してCFカードにファイル名を添付して保存し、カメラ内のOSを操作して…えーとはしょってTFT液晶なんかでプレビューしちゃえたりしていらなかったら捨てちゃうなんてデジカメのプロセスに置換されるのはちょっと無理があるのですよてか全然別ですよ! お子さまに説明できませんよ! お子さまにとって「撮影のポーズ」といったら最近じゃケータイを縦に構えた写メポーズになっちゃうくらいですよ!(ここまで一息。てか撮影の原理ってこまっかく話そうとすると深いな…)

…ハァハァ。

そうか、どうも俺は漢の買い物のひとつであるフィルムカメラが減ってしまうことが哀しいのかもしれない。

(ほか、漢の買い物の例:自転車、自作PC、楽器、スポーツカー、アウトドア製品、モデルガン、時計など、ぜったいヨメに怒られそうなガジェット類。つうか MONO MAGAZINE 的買い物)
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無理な比喩という試み

リピーター、ハブ、スイッチ(ブリッジ)、ルータ、L3スイッチ、なんてなネットワーク装置(とりあえずアライドテレシスの講座を)については、人間の活動に例えて覚えることにしているのだけど、通信を成立させるこれら装置は、集団活動における振る舞いでのメタファーが可能ではないかしら、と考えてみる。

リピーターは基本的には文字通りただ信号をリピートするだけなので、「○○さんがこう言ってたヨ」てな伝聞上手なのだろう。ただし、歪んでしまった信号を整形したり、コリジョンを防止したりする機能もあるため、たとえばまとめサイトを編集するような行為、あるスレから面白いところを抜粋する行為はリピーター的と言える。

ハブはリピーターを集結させたようなものだ。発信側の信号をさらに同時大人数にリピートする。あるハコでのライブかもしれない。ハブは多段化もできるため、複数のバンドが出現するようなイベントは多段ハブ的だ。

これに対し、ブリッジは LAN 同士を接続するものなので、セグメントまたぎを可能にする。
例えばわかりやすいところでマイミク、というセグメントがある。マイミクのマイミク、又ミクの関係にある人物と自分はさしずめブリッジとしての位置にいるが、ブリッジとして機能しているかは別問題だ。その人がパーティを主催して、又ミクをマイミク化させれば、ブリッジとして機能していることになる。利用言語、という観点でのセグメントであれば、通訳者がブリッジだろう(同時にプロトコル変換も必要となる場合が多いが)。

オタ vs サブカルな話題が去年あったように、これもセグメントのいい例だ。ブリッジになれる位置にいる人はいるはずなのだが、ブリッジしないほうがいいだろう、的なムードになってる気がするが、ユリイカがそのブリッジを果たそうとしてみたのかもしれない。

そうだ、あるセグメントとセグメントの喧嘩をヲチするのはポートミラーリングしてトラフィックを監視するようなものかな。とすると、ユリイカはポートミラーリング行為を増産したとも言える。

ルータはスイッチをさらに広域対応にしたようなものだ。そう考えると mixi 自体がある意味ルータだが、コミュニティ、という機能は VLAN 的だ。ちなみに NAT は複アカだ。

L3 スイッチはルータ行為をハードウェアで行い、かつスイッチでもあるのでもうちょっと偉い(そして高い)が、イーサの口しか持ってないので別のネットワークでは使えない。ある程度の規模と範囲に限って高パフォーマンスなブリッジとルーティングを行う人、みたいなものか。

こんなふうに信号を受け取る側の個々人のお話もプロトコルスタックに照らして考えると面白そうだけどこれはまた今度。
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