PICA-MEQUE

Home » Archives » May 2005 » 高々○○で

[Previous entry: "ディストリビューション進化"] [Next entry: "Spotlightに示唆されて"]

05/02/2005: "高々○○で"


その昔オフコンでCOBOLでJCLだったコンピュータシステムってヤツは、通信技術研究などのために互換性ありきで進化した、高々汎用研究用OSだったUNIXによって駆逐された時期があった。でも、そんな商用UNIXや商用RDBMSも高々PC互換機で動く、高々フリーソフトのLinuxとDBによって(ある分野では)駆逐された。俺がコンピュータ産業が大好きな理由は、こういう駆逐劇が高頻度に見られるところだ。そのうちLinuxをひっくり返す、今でこそ高々○○な何かが登場するに違いないけど、その前に高いと思われる商用ソフトウェア、例えばオーサリング系の利権がどうにかなって欲しいと願う人は多そうだ。(でもプロでやってるほとんどの人は別に望んでないだろうけど)

カウンターとしてのコンピュータ技術とでもいえばいいか。既得権益をいとも簡単にぶっ潰せる技術はいつだって爽快だ。だからボランタリーに動く人も集まる。

もうちょっと拡げると、ファイル共有ソフトが爆発的に流行する直前、napsterに感じた、著作物配信のための間接的な利権をぶっ潰す可能性は、iTMSなどである程度実現している。これだって、高々通信技術なはずのTCP/IPが音楽産業の形を変えたのだから面白い。映像も、まあ、ある程度は打撃を受けてる気がする。高々映像符号化技術と圧縮技術を用いた、TVのHDD録画物をせっせとエンコしてクリッピングする行為だって、ある種の映像に関わる利権を脅かしている。もし雑誌が今の5倍の価格なら、写真とテキストは今よりもっと不正に流通されるだろう。写メでデジタル万引きをするのがもっとあたりまえになる、とか。

あー、話がずれた。要するにカウンターな思想にはコンピュータ技術が結構役に立ちますよ、ということだ。

(余談。このテーマにおけるWindowsとMicrosoftの居場所についてはなかなか考えがまとまらない。PC互換機を普及させ、価格的にも技術的にも推進したパワーなのは確かなので、必ずしも悪ではない。道路公団ぽいけど。)

R E A D M E Q U E
Me, Myself, and I
Archives
ちと前までのlog
スロ日記
俺だけ便利俺アンテナ
Daibukkon:ネタクリップ
大甲子園

May 2005
SMTWTFS
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

Valid XHTML 1.0!
↑うそ、守れてない


Powered By Greymatter