PICA-MEQUE

Home » Archives » August 2004 » フィット安堵ギャップ

[Previous entry: "パラメータとシミュレーション"] [Next entry: "限界モンゴリアン"]

08/26/2004: "フィット安堵ギャップ"


ビジネスそのものと違って、情報システム企画のためにすべきことは割と明確で、しかるべき人々の合意の下にある「あるべき姿」に対し、現状がどんだけかけ離れてるか分析した上で、埋めるためにはどういう手段があるか、てなアプローチで、作るべきものの姿を決めていきます。

で、その次のアプローチは、100%埋めるための手段は世の中的にないけど、80%に近づける手段があって、じゃああと残り20%はどうやって行きましょうね、なんてなことを考えるんですが、これをフィットアンドギャップ分析などと横文字で言ったりします。(前の段落もオトナ横文字で言うと、プロパーなメンバーにコンセンサスが得られたToBe像に対する、AsIsの分析とか言いますな。普通に言えばいいのに)

この考え方はアイテー業界のものだけじゃなく、割と普遍的な問題解決法だろうなあ、とうっすらと思ってたのだけど、フィットアンドギャップ分析という単語そのものも含んで、ここまでモデル化された考え方が他の業界に存在するかどうかがわからない。ググってもアイッテー関係しか出てこない。

まあ、情報システムの場合は、究極的には費用対効果、という(測定はしづらいけど)明確な指標があって、あるべき姿が求めやすいからこそこういう考え方が即使えるのかもしんないけど、一般的な問題の解決にあたって、アプローチとしては有効な場合もあるんじゃなかろうかと。

そんな感じで適合性分析を鍛えている日々であります。

Replies: 4 コメンツ

abe++ said on Tuesday, August 31st:

コンサルティングほど上流でなくても、パッケージ選定の場面でも使われがちです。

とはいえ、分析手法に名前があること、も演出のひとつで、修正提案より定量ぽい感じが出るよな気はするかなー。(もちろん内容がヘボければ突っ返されるだろうけど)

ことね said on Tuesday, August 31st:

「フィット&ギャップ分析」という言葉を発明するところこそがコンサル手法の真髄ではないでしょか。
たぶん普通に「現状分析→修正提案」とか出しても、「その修正提案の根拠は?」と言われそうですが、「フィット&ギャップ分析に基づいて…」とか言うと、そのままスルーされそうですもん。
フィット&ギャップ!キャッチ&リリース!

abe++ said on Friday, August 27th:

そういう視点では、経営陣に社員だった経験のない会社(いわゆるワンマンかつベンチャ〜な世界)は、ほほえましくなさそうですね。

tm said on Friday, August 27th:

こんにちわ.
やっぱりフィット&ギャップだとか所謂コンサル手法での問題解決策ってやっぱり経営者側からの視点ですよね.当たり前なんですが.
とあるITとは直接関係ない会社に出向している身の実体験から言うと、意外と経営陣が社員の幸せなんてものを考えていたりします.経営者の視点を持った社員というよりも、社員の視点を持った経営者.
それはそれで原始共産主義みたいな一面もあって微笑ましかったりします.

R E A D M E Q U E
Me, Myself, and I
Archives
ちと前までのlog
スロ日記
俺だけ便利俺アンテナ
Daibukkon:ネタクリップ
大甲子園

August 2004
SMTWTFS
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

Valid XHTML 1.0!
↑うそ、守れてない


Powered By Greymatter