耳毛論


皆さんとかって人様の耳に着目したりしませんか?

サラリーもらうようになった関係で電車移動が当たり前になるまで、見ず知らずの人間とギュウギュウ詰めに接近する事態なんてなかったんで、最初はくそイヤな感覚しかありませんでしたけど、 あることに気づいてからは僕もポジティブに電車に乗れるようになりましたよ。せっかくの朝! 約一時間(俺の場合)!眼前に迫るおっさんから目をそらしてヘッドフォンステレオに集中しているばっかりでは脳がない! かといって歴史小説を読むほどの場所も余裕もねえ! つうことで、耳毛への着目をリコメンドです。

「なにィ? 耳に毛とは?!」疑問はもっともです。これをお読みの方々の、99.98% は耳毛なんざ生えていないことでしょう。しかし、0.002% くらいにはファサッとさりげなく生えているのです。

そんじゃ、俺と耳毛との出会いについて。ある朝、俺の眼前にいつものように迫る一期一会的なおっさんのショルダーチャージを受けたので、「くそ邪魔くせえ」とか思いながら何気なく見上げてみると、そのおっさん、耳穴から芝生のごとき耳毛が露出しているじゃありませんか! 生まれて初めて耳の中で黒々とした毛を育んでいる人間を発見し、俺の心も躍動します。

これは、この歴史的出会いを大事にして、耳毛人(と呼ぶことにする)の特徴を何としてもつかまなくてはならない! と思った俺は、乗降客に揉まれながら、おっさんに着目し続けました。

しばらくして、ある乗降の激しい停車駅。入り口に立つのそのおっさん、我先にと出入りする乗客を無視し、どんな強烈な当たりにも負けず、ただひたすら自位置をキープしています。迷惑極まりないその行為から、

耳毛、テコでも動かない

俺は、この法則を発見したのです。

続いて遭遇した耳毛人の耳毛は内側から生えるものではなく、モミアゲが不自然に外耳まで広がっているタイプでした。そしてh、俺はそこで先ほどの法則に誤りに気付くのです。その耳毛人は、過剰なまでに謙虚に体をひねり、接触をさけるタイプでした。法則訂正。

耳毛、奥まで行くほど、頑固

今のところはここまで。今後も要研究。


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